でか山(青柏祭)

 能登半島の中心都市、七尾市で5月に行われる祭りです。青柏祭は七尾市内にある大地主神社の例大祭であり、祭りで運行される曳山が高さ12m、幅13mと巨大なものであることから、でか山の名がついたといわれています。(2012年撮影)


 七尾駅は金沢駅から各駅停車で1時間半ほどのところにあります。特急が日に数本しかなく、各駅停車主体のため、失礼ながらもう少し小さな街だと思っていましたが、駅前には大型スーパーやホテルが立ち並び、意外と賑やかでした。


 でか山は毎年5月3日から5日にかけ、駅から徒歩10分程度の七尾市街地で運行されます。


 5日午前10時頃七尾に到着すると、仙対橋付近から能登食祭市場に向け、でか山が運行されているところでした。山の上には木遣り衆という若者達が乗り、お囃子で曳き手を盛り上げます。


 曲がり角では、ベテランが絶妙な梃子捌きで山を方向転換します。
 撮影時は大梃子を使わない方向転換(曳廻し)でしたが、大梃子の上に若者達が連なり山を持ち上げる「辻回し」と、三台のでか山が一堂に会する「勢揃い」がこの祭りの見どころとのことです。


 海沿いにある物産館、食祭市場は地元産の魚介類が充実しており、お寿司などが食べられる食堂もありました。


 午前11時、能登食祭市場前に3台のでか山が勢揃いします。山の上部にしつらえられた歌舞伎舞台を見比べるには、この時間帯が一番よいかと思います。


 12時半頃再び山が動き出し、七尾駅前と向かいます。


 でか山は例年、駅と食祭市場の中間にある仙対橋付近まで乗り入れていたそうですが、駅前通り(御祓川大通)の整備完了をうけ、2011年から七尾駅前にも乗り入れるようになりました。とはいえ、駅前商業ビルの連絡橋よりも山のほうが大きいため、連絡橋手前までの運行となります。


 七尾駅前を出たでか山は、最後の勢揃いとなる仙対橋へと向かいます。



 この時間帯の仙対橋ー七尾駅前には多数の出店が出展され、ステージイベントや子供たちによるミニでか山運行などのもあり、お祭りムードを楽しむ多くの観客で賑わっていました。

開催日
 毎年5月3日から5月5日
メモ
 毎年5月3日深夜から5日深夜にかけて、三台のでか山がそれぞれ別個に七尾市街を曳行する。スケジュールは保存会公式HPに掲載されており、曳行エリアは全てJR七尾駅の徒歩圏内である。5月4日の12時頃から14時頃(山王神社境内)、5月5日の11時頃から15時頃(能登食祭市場前、七尾駅前、仙対橋前)には3台のでか山が勢揃いする。辻回しと勢揃いが祭りの見どころとなる。また、5日14時頃の仙対橋前ではステージイベントも行われる。