多良間の八月踊り

 石垣島と宮古島の中間に位置する多良間島の豊年祭です。翌年の豊作を祈願し、旧暦の8月8日から10日に行われます。その歴史は琉球王朝時代までさかのぼり、人頭税の完納祝いを起源としているそうです。8月8日は仲筋、9日は塩川、10日は両字による公演が行われ、3日間にわたり様々な芸能が演じられます。(2006年撮影)


 晴天にはためくのぼりです。


 老人が子孫を連れ、健康を報告しに現れるという内容の演目です。おじいさん役の方は104歳との札をぶら下げていますが、勿論そのような歳の方ではないとのことです。


 当日の出演者全員による顔見せの後、二人組の男性により棒踊りが演じられます。


 満場の観客です。八月踊り当日は石垣島と宮古島から日帰りの臨時高速船が運航され、多数の観光客が訪れます。飛行機も2005年から36人乗りの大型機が就航し、大変便利になりました。


 女踊りの出番を待つ人達です。


 花笠を持ち優雅に踊ります。


 男性が踊るオカマ踊り?が、会場の笑いを誘います。


 忠臣千代松が君主の息子の身替わりとなり、君主の仇である八重瀬の按司を成敗する物語は、2時間もの長時間に渡り演じられます。


 2005年に完成した新しい多良間空港です。その完成により、宮古島との航空路の信頼性が格段に高まりました。

開催日
 旧暦8月8日から10日の3日間  朝10時頃から夜20時頃
交通
 (船) 朝9時頃宮古、石垣を出発し、夕方5時頃島を出る日帰り高速船が八月踊り当日のみ運行される。前日までに中央ツーリスト宮古支店、八重山支店に要予約。他の旅行会社、中央ツーリスト他支店、船会社での取り扱いはしていない。片道のみの利用、1泊しての利用、宮古発石垣着等も相談可能。宮古、石垣とも片道所要1時間30分ほど。外洋航海となるため晴天時でもかなり揺れる。日帰りの場合、2006年度は宮古発9,200円、石垣発8,500円だった(弁当付)。
(飛行機)宮古島から36人乗り飛行機が1日2往復している。空港ー集落間には飛行機の発着に合わせ乗合送迎バスが運行しており、日帰りの場合でも足の心配はない。この送迎バスは、2006年度は八月踊り当日も正確に運行されていた。島にはレンタカー、レンタサイクルもあるが、当日はすぐに満杯になる。
宿泊
 民宿が数軒しかなく、八月踊りの日に宿を確保することは不可能に近い。島内でキャンプ可能、設備の整ったキャンプ場あり。
その他
 踊りは屋根付舞台で行われるので、日中でも暗い。当日も島内スーパー、食堂は全て営業しているので、食料確保は容易。船で日帰りする場合、朝は最初から見られるが帰りは組踊りの途中で帰らなければならない。飛行機日帰りの場合は、朝も総引きが行われている最中の到着となる。(2006年現在)
←2003 多良間の八月踊り写真集