野原のマストリャー

 旧上野村野原の十五夜行事です。マストリャーとは升取屋、税金取りのことで、その年の年貢完納を祝い翌年の豊作を願うために始められたと考えられています。約300年の歴史があり、国指定の無形民俗文化財にも指定されています。(2007年撮影)


 狩俣十五夜祭を見学後、大急ぎで上野村野原に移動します。カーナビの指し示す場所が実際と少しずれており道に迷ってしまいましたが、なんとか間に合いました。


 集落内に4組ある升元ごとに、男性達が棒を手に踊りながら入場します。


 棒踊りでは八重山の豊年祭のような大きな棒は使用しませんが、その打ち合いは勇ましく、型もきまっています。


 公民館前に集まった年輩の女性達が、お囃子で踊りの一行を迎え入れます。


 後に続く女性達は、クバを手に踊る「抱き踊り」と四つ竹を手に踊る「なぎ踊り」で場を盛り上げます。


 踊りの最後は、男女一緒のクイチャーで締めくくられます。

開催日
 旧暦8月15日 22時頃から23時半頃
場所
 宮古島市上野の野原公民館で開催
案内
 22時頃より男踊り、女踊りの順で一行が会場に入場し、円になって20分ほど踊る。休憩の後23時頃から同様の踊りがあり、23時半には全ての行事が終了する。遅い時間に行われる行事のため、狩俣十五夜祭を最後まで見学してもスタートから見学できる。集落前広場の全面を使い円になって踊るので、見学・写真撮影は広場の外壁沿いから行うとよい。