真栄里の大綱引き

 糸満市真栄里地区で旧暦8月16日に行われる行事です。300年の歴史があり、上半身裸の男達のぶつかり合いなどの見どころがあります。(2013年撮影)


 10時半頃現地に到着すると、真栄里公民館のすぐ横にある民家では西村の予行演習が行われていました。


 11時半頃、東西両村が会場となるメーミチ広場に入場します。どちらの村も旗文字は國泰と民安です。



 まずは東西各々で棒術や獅子舞などが行われます。他の集落では、棒術といえば組み合いが見どころですが、真栄里では東西が停止線を越えることなく少し離れた場所で演じられます。旗頭やお囃子も同様で、綱引きとガーエー以外で停止線を越えようとすると、中央にいる役員に押し戻されてしまいます。


 猿と獅子舞です。

 ミルク様です。八重山の祭りだとこの方が主役なのですが、真栄里では会場内を一周しただけで、特に目立つことなく引き上げてしまいます。




 続いて棒のガーエーがあり、旗頭を先頭に棒を高く上げた男達が入場します。男達は中央線を境に、棒を振り回しながらにらみ合います。沖縄の棒といえば、ほとんどが剣道と空手を掛け合わせたような動きをすると思っていましたが、こういう動きをするものは初めてみました。



 大綱が入場し、綱の上に武者が乗る支度(シタク)があります。



 雌雄の綱がカヌチ棒で連結されると、間髪を居れずに綱引きが始まります。



 綱引きが終わるとぶつかり合いのガーエーとなり、上半身裸の男達が激しく揉み合います。


 その後再び棒術の時間となり、13時頃まで東西に分かれての演舞が繰り返されます。

開催日
 毎年旧暦8月16日  11半時頃から13時頃
メモ
 10時過ぎから東西控え場所での予行演習、11時半頃からメーミチ広場での行事が行われる。メインとなる綱引きは12時過ぎ。真栄里地区は高台の上にあり、バスでの訪問は不便。また、糸満市街から地区への道路は狭路のため、駐車スペースの確保が困難である。那覇方面から訪問の際は、レンタカーで糸満バイパスを経由し、糸満中央図書館・ロンドン杜公園の駐車場を利用すると便利がよい。
バイパスから図書館・公園への道幅は広く、広大な駐車スペースがある。公園から会場までは徒歩3分程度。