登野城結願祭

 石垣島市街地・登野城地区でおこなわれる結願祭です。12年に一度、寅年にのみ開催されます。(2010年撮影)


 前夜20時頃からは、結願祭に合わせ建て替えられた天川御嶽にて夜願いが行われました。


 当日は早朝より天川御嶽での朝願いがあり、朝10時より、ミルクの面を代々保管している新城家にてミルク誕生の儀式が行われました。

 ミルクの面は1791年にベトナムからここ登野城に伝わり、その後八重山各地の祭りに拡がったとされており、12年に一度しかお会い出来ないこのミルク様が全八重山の長男格にあたるとのことです。


 道スナイ(パレード)を前に、新城家ではミルク様と参列者達で記念撮影がありました。12年に一度ですから、今ここに写っている子供達も次回はいい青年となっていることでしょう。


 11時頃より4号線砂川冷凍前で道スナイが始まり、各団体が芸能を披露します。写真は結願祭でのみ演じられるという登野城の胡蝶の舞です。白保の豊年祭ではおなじみの演目ですが、確かに四ヶ字では見たことがありません。


 棒、獅子舞などの芸能が一通り披露されたのち、新城家からミルク様の一行が合流し、ミルク様を先頭に登野城村内を練り歩きながら天川御嶽に移動します。



 OTSレンタカー前を行く旗頭です。



 13時頃、道スナイの一行が天川御嶽に到着し、神司に迎え入れられ境内に入ります。


 境内では再び各団体により芸能が披露されます。写真は登野城では結願祭のみで演じられる木遣りです。


 石垣第二中学校のマーチングバンドです。


 同じく二中郷土芸能部によるマミドーマ、ジッチュです。



 登野城青年会による棒、獅子舞です。獅子使いには女性も登場します。


 15時頃社殿前での奉納芸能が終了し、一旦休憩を挟んだのち舞台芸能・祝宴が始まります。舞台芸能のメインは石垣市の無形民族文化財に指定されている「大胴・小胴」で、本土における能楽のように、ノーマイクで太鼓を叩きます。


 青年会女子部の踊りです。


 17時頃に全ての演目が終了し、参列者皆でミルク節を唄いミルク様をお送りします。

開催日
 寅年(12年に一度)、旧暦9,10月の庚寅または暦に寅がつく日
メモ
 結願祭前日は20時頃から天川御嶽で夜願い、当日は10時から新城家でミルク起こし、11時から道スナイ、13時から17時頃まで天川御嶽での行事が行われる。道スナイは砂川冷凍前-石垣ケーブルテレビ前-OTSレンタカー前-裁判所前-天川御嶽というルートを2時間かけてパレードし、砂川冷凍前と石垣ケーブルテレビ前で立ち止まっての芸能披露がある。南北間の移動は桟橋通りではなく旧OTSレンタカー-ガソリンスタンド間の小道を通過する。
撮影日:
カテゴリ: 八重山