
福岡県朝倉市杷木大山(はきおおやま)地区に伝わる奇祭です。新米で作ったおしろいを顔に塗り、その付き具合で翌年の豊作を占います。
神事開始

会場の大山祇神社は、集落入口から山道を300メートルほど歩いたところにあります。

祭りは毎年12月2日、午後2時にスタートし、はじめに山の安全を祈願する神事が行われます。
直会(なおらい)

神事が終わると、地域の方々で直会(なおらい)、懇親会が開かれます。普通の宴会のように1時間近く飲み続けます。

午後3時すぎ、参加者の皆さんが穴の開いた新聞紙をかぶり始め、いよいよおしろい塗りです。
おしろい塗り


初めに神主さん、朝倉市長、森林組合長の順で塗られます。先ほどまでの神主さん、市長とは別人のようです。

続いて一般参列者が塗られ始め、5分ほどで全員真っ白になります。

テレビの祭り取材は通常、カメラマン単独が多いのですが、おしろい祭りではなぜか全局、スーツを来た記者が同行しています。最初は不思議に思いましたが、彼らは塗られる運命にあるようです。
観客たちも

参列者に一通り塗り終わると、観光客、アマチュアカメラマンにも塗ってくれます。希望者のみ、顔のみですので安心です。

山あいの村の小さな祭りですが、外人さんも来ていました。

先ほどの記者さん、アマチュアカメラマンに大人気です。

塗られたおしろいは家に帰るまで洗ってはいけないそうで、みなさんそのまま帰宅されていました。行事終了後ではなく最中に宴会がある祭りは珍しいと思いましたが、たしかに塗られた後では飲めません。
- 開催日
- 毎年12月2日 午後2時から午後3時半ころ
- メモ
- 会場は久留米駅からからおよそ35㎞、レンタカーで1時間半程度。交通量が多く全線一車線のため、距離のわりに時間がかかる。
車は道路改良済の地区入口付近に路上駐車可、会場の大山祇神社まではおよそ300メートル歩く。
行事は午後2時にスタートし、神事が15分程度、懇親会が1時間ほど続いた後におしろい塗りが始まる。
行事は全て拝殿の上で行われる。拝殿、幣殿、本殿に上がっての撮影は禁止だが、拝殿外周での撮影は本殿横も含めて可。
一番最初に神主が塗られる瞬間は報道許可者が優先されるため、一般撮影は彼らにさえぎられ、ほぼ不可能。その他は特に場所取りをしなくても撮影可能。

