東北絆まつり

東北六県を代表する祭りが一堂に会するイベントです。東日本大震災からの復興を願う「東北六魂祭」として始まり、各県一巡後は現在の名称で継続開催されています。

絆まつりは例年、東北各県の持ち回りで開催されていますが、25年は初めて東北を飛び出し関西万博で実施されました。

2日間行われる予定でしたが、初日は荒天のためメイン行事のパレードが中止され、実質的に1日だけの開催となりました。

秋田竿灯まつり

メインイベントは、安全上パレード形式にできない秋田竿灯まつりの演舞でスタートします。東北の夏にはない強風に悩まされ、午前の回では形が保てませんでしたが、午後の回ではきれいに上がりました。

盛岡さんさ踊り

パレードの先陣は、盛岡さんさ踊りです。花笠や大太鼓、振りの大きな踊りが特徴で、太鼓パレードとして参加人数世界一のギネス記録に登録されています。


ミスさんさを先頭に、沖縄の紅型にも似た衣装の太鼓集団が練り歩きます。

山形花笠おどり

続いて、山形花笠踊りです

ミス花笠とともに、山形大学花笠サークルの若者たちや伝統踊りのご婦人がたが参加し、元気に踊りました。

仙台七夕まつり/仙台雀踊り

仙台は、伊達政宗公の先導で登場です。仙台を代表する祭りといえば七夕祭りですが、飾りつけが中心でありパレードにはなじまないことから、六魂祭、絆まつりでは例年、もう一つの代表的な祭り、雀踊りも一緒に参加しています。

雀踊りは、扇子を用いた華麗な踊りが特徴です。

きれいなおねえさんたちに続き、年季の入った方々の踊りもあります。

七夕飾りは仙台パレードの最交尾で巡行するほか、会場内にも展示されます。

福島わらじ祭り

福島県からは、福島わらじ祭りが参加します。

まるでお神輿のような、日本一の大わらじが左右にゆれてパフォーマンスします。絆まつり参加イベントの中で唯一本祭に行ったことがない祭りですので、いつかは行ってみたいです。

青森ねぶたまつり

最後尾は、青森ねぶた祭りです。ミスねぶたを先頭に、ハネトのみなさんが飛び跳ねます。

コロナ禍とその後、本祭でも長い間、ハネトは見ることができませんでしたので、久しぶりに本来の雰囲気を楽しめました。

しかしなぜか、ねぷたは展示だけでパレードには参加しませんでした。六魂祭/絆まつりに来ること4回目、いまだに一度も、ねぶたが巡行したことはありません。いつか見てみたいものです。

秋田竿灯まつり

パレード終了後、再び竿灯が上がります。2日間、パレードの前後で計4回機会がありましたが、最後にようやく、本来の姿を見せることができました。

さんさやねぶたの踊り手が見守る中竿灯が上がる光景は、絆まつりならではです。

最後は、各県代表者のステージでしめくくられました。

開催日

5月中旬から6月下旬の土日

撮影メモ

東北六県持ち回りで毎年開催場所が変わる。東北開催時は会場設営、警備上の想定を超える多くの来客が訪れ、撮影どころではない状態になる年がある。25年の関西万博では、会場内で最も客の入込が少ない最奥部で開催されたため、逆にスムーズだった。

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